タヒチは、日本からは南に位置し、ハワイの下の方にあります。
気候は亜熱帯海洋性気候で、年間平均気温が25度前後、海水の温度も26度と、常夏のとても穏やかな気候といえます。
高温多湿の雨季と乾季の二つに分かれており、雨季は12月から3月ぐらい、乾季は4月から11月ぐらいになります。
タヒチは南半球にある為、真夏はこの雨季の12月辺りからですが、この時期を外れても平均気温は23度ぐらいなので、タヒチは年間を通してさわやかで過ごしやすい国です。
タヒチの気候は全般的に穏やかな気候なのですが、ひとつだけ注意したい事があります。
それはサイクロンです。
サイクロンとは,亜熱帯地方に起こる低気圧のことで、その強い暴風も含めてこう呼びます。
サイクロンは、季節的には1月から4月までですが、日本のように毎年来るという種類の物ではありません。
しかし、たまにくるサイクロンの威力は強く、1998年のサイクロンではタヒチに大きな被害をもたらしました。
そんな経験から、タヒチの建築基準ができたそうなので、サイクロンだといって建物が壊れるということは今ではほとんどないようですが、なるべくならばこの時期は避けたい物です。
前にも書いたように、タヒチの気候は年間を通してもかなり暖かい為、基本的には夏の服装で、そこにカーディガンや、スカーフなどをその時の気温にあわせて、プラスするような感じがよいと思います。
常夏とはいえ、温度が多少下がる乾季などは、朝晩冷え込む場合もあります。
その事を考えて、カーディガンかトレーナー、靴下などの小物を持っていくほうが無難です。
せっかくの旅行なのに、風邪などを引いてしまってホテルにずっといたりすることのないようにしましょう。
その他、気候に合わせて夕食用にワンピースやスーツなど、少しフォーマルな服装を一着持っていくと、タヒチ旅行の素敵な夜の演出になることでしょう。