タヒチは、ダイビング好きにはたまらないスポットではないでしょうか。
なんといっても、何百と言うダイビングスポットがあり、しかも初心者向けから熟練者までをうならせるバラエティーに富んだスポット、そしてすばらしいラグーンがあります。
また、ここで見られる魚は、バンドウイルカやマンタを始め、バラクーダ、タイマイ、ハンマーヘッドシャーク、ナポレオンと大型魚も多く、ダイバー達をひきつけてやみません。
今回はタヒチのダイビングポイントの中でも、特に人気の高いランギロア島とティケハウ島について説明しましょう。
タヒチの北東約350キロにあるランギロア島は世界四大環礁の一つで、そのグリーンから深い紺碧色の海とラグーンのすばらしさには、世界でも有数のダイビングスポットと言われるのに恥じないすばらしさです。
このランギロア島のダイビングの特徴は、その長細い環礁と環礁の間に潜るということ。
もぐる時間によって、見られる魚の種類も違うのが面白いです。
ここランギロアのダイビングスポットは、中、上級向けですが、初心者にはアクアリウムと呼ばれるポイントがあるので、安心です。
ティケハウ島はタヒチの北東約300キロに位置し、ランギロア島とは隣同士のほぼ円形の島です。
すばらしいラグーンと透明度の高さ、そして魚影の濃さはタヒチの島々の中でも最高級です。
フランスの冒険家であり、海洋学者ジャック イブ クストーもティケハウ島の魚影のその濃さを絶賛した事でも知られています。
ここでのダイビングはドリフトダイビングと呼ばれる、潮の流れにのって水中を移動する方法が基本です。
ドリフトダイビングは潮にのって移動する為、体力の消耗も少なく、環礁や回遊魚なども、じっくり見ることができます。
水の中では、現代の忙しさも忘れて、そのタヒチの美しさに浸ってください。きっと、帰ってきてもその思い出は心に残る事でしょう。